パパはギャンブル依存症

依存症者を抱える家族の話

【近況】地元のギャンブル依存症本人のオープンスピーカーズミーティングからのアルコール依存症のミーティングに参加しました!②

引き続き、先日のオープンスピーカーズミーティングでのお話。

 

この日のオープンスピーカーズミーティングは、午前10時から午後3時までと、なかなかの長丁場な会だった。(そんなことも感じさせないくらいあっという間に終わってしまったけれど)

 

お昼の時間に、私が以前『ギャンブラーが繋がった元ギャンブラーさん』(リンクの貼り方がわかりません)というタイトルのブログを書いたときに登場した元ギャンブラーさんと、たまたまお会いすることが出来た。

 

その元ギャンブラーさんは現在の住まいは全く別の場所なので、まさかここでお会い出来るとは思っておらず、不思議なご縁を感じることが出来た。

 

パパに時間を割いてくれたことのお礼も伝えたかったので、会が終わったあとに、人見知りの私は、普段お世話になっている仲間にも同席してもらいロビーで少しお話させてもらう機会を得た。

 

最初は若干、探り探りな会話から始まり、数分後には「わかる!わかる!」と盛り上がってしまうくらい楽しい時間を過ごさせて頂いた。

 

ギャンブルを止めた後にポッカリ空いた穴を埋めるような人依存、恋愛依存の自身の経験を面白おかしく話したくれたので、失礼なことに爆笑してしまう。

 

一通り話をしていて気がついたことがあった。

 

元ギャンブラーさんは、ギャンブラー本人の自助グループにももちろん行っているが、ギャンブラーを持つ家族の自助グループにも足を運んでいる。

 

なんでかなぁ?と思っていたら、なんのことはないギャンブラーの元で育った経緯があるとのことだった。

 

なのでホームグループはギャンブラーの家族の自助グループなんだと言っていた。

 

そこでそれって、パパにも当てはまってる!

 

と急にピーンと来た。

 

パパは物心つくかつかないかの頃には両親が離婚しているのだが、義母から話を聞いていると、出て行った義父は、明らかに何らかの依存症を抱えてそうだし、離婚原因もお金絡み。

 

昨年、パパがギャンブル依存症だと診断された頃に、パパは初めて義母から義父のことや離婚の原因などを聞いたのだが、その時に「あんたは義父にそっくりなんだよね」と言われたらしい。

 

家族としての記憶の中にはいない義父。

 

そっくりと言われても、目の前にいない人のことを自分とそっくりと実感することは出来ない。

 

そんな経緯でパパも家族の自助グループに参加する条件が揃っていたことに気づいた。

 

もう1つは、色々と話をしている中で、いつもお世話になっている仲間に

 

『旦那さん愛しちゃってる系』

 

と言われたこと。

 

あまりの恥ずかしさから、咄嗟に否認しましたけどね!!

 

結局、話の間ずーっとそこは否認させてもらったけれど。

 

アレコレやってるのが恥ずかしくなった。

 

人様から見るとそう見えてるのかぁと思うと、今でも恥ずかしい。

 

そして話も終盤に、元ギャンブラーさんが

 

自助グループに繋がってそれで満足じゃなくて、行動することが大切」

 

みたいなお話をしていて、その通りだよなぁと感じた。

 

私は今、アレコレと物事の原因を探ることばかり考えてるけれど、結局『回復』するには理屈じゃなくて「行動」なんだよなぁと思った。

 

12ステップを始めたばかりだけれど「言いたくなること」や「コントロール欲求」が全然止められなくて、相変わらず人のことばっかり考えては口出して。。

 

本当ーにどうにもならないなと感じる。

 

『今日1日』

 

衝動を抑えて、自分のために頭と時間を使うことが私の回復の一歩なんだろうな。