パパはギャンブル依存症

依存症者を抱える家族の話

【近況】産後初の自助Gへ行ってきました!

1ヶ月検診が無事に終わり、母子ともに経過が良好だったので、早速検診の翌日にいつも私が足を運んでいる自助Gへ行ってきた。

 

丁度、1ヶ月ぶりの自助Gだったけれど、変わらず仲間が受け入れてくれたことにホッと安心出来るような気持ちになり、旦那のスリップのこともあったので「今回は泣いちゃうかなぁ」と思ったのだけれど、泣くこともなく分かち合いが終わった。

 

悲しい気持ちや苦しい気持ちを下ろしているはずなのに、自分のことになると本当に人前で泣けないのが私の性分みたい。

 

退院後に再スリップが発覚してから20日くらい経っているから、少し落ち着いているせいもあるのかな?とも思ったのだが、それよりも

 

「また感情に蓋をし始めてるのかもしれない」

 

と思った。

 

私は「耐えられないよー」と思うような出来事があると、どんどん心が"鉄"のように固くなっていく傾向があるのだが、

 

昨年パパがギャンブル依存症と診断を受ける前はピークに心が"鉄"になっていたのが、自助Gに繋がって色んなことを分かち合いしたり、知っていく過程で少しずつ心がほぐれていって『泣ける』ようになって来ていた。

 

でもここに来て、出産1週間前、入院中、退院翌日に巻き起こったパパの盛大なスリップの件で、またすっかり心が"鉄"になってるように感じた。

 

結局、自助Gに足を運んでいてもパパの依存症の問題に対して無力であり、解決策がある訳ではないのだけれど、

 

「自分が心を開いてホッと出来る仲間に受け入れてもらえること」

 

「人様に言えない問題を分かち合ってもらえる時間」

 

「自分が(問題に対して)正直になれる空間」

 

これらは本当に大切だなぁと感じる。

 

私みたいに自助Gの会場が遠い田舎暮らしには、オンラインのMTGも重要なんだけれど、やっぱり生身の人間と分かち合える空間はいいなぁと思った。

 

"鉄"の心はまだ溶けそうにないけれど、自助Gに繋がれてるおかけで"落ち着き"は保てているように思う。

 

そして自助Gに繋がって9ヶ月が経った今でも、まだ自分が心のどこかで『ギャンブル依存症の特効薬』を探していることに気がついた。

 

パパを見て「止まって欲しい」とか「怯えない暮らしがしたい」と思う気持ちが無くなる日は来るんだろうか?

 

そして自分は自助Gに繋がってから「回復したい」「精神的にも生活的にもまともでありたい」という思いがずーっとあったけれど、その思いが強すぎて少し頑張り過ぎていたようにも思う。

 

パパのギャンブル依存症についても、自分の共依存症についても考えるのを少しやめて、小休止するのもありなのかも。