パパはギャンブル依存症

依存症者を抱える家族の話

人生、8割ウソじゃねーか!

↑タイトルの言葉が汚くてごめんなさい。

 

でもついつい心の中で、ツッコんでしまったんです。

 

パパが1月に、家族にもバイト先にも嘘をついて、バイトをサボって夜な夜な消えていた件について話してた時のこと。

 

私が先に、その日のパパの行動を想像して考えた仮説を伝えたところ、正直に話し始めた内容が、嘘のオンパレードで。。

 

いや、嘘のオンパレードは今に始まったことではなくて、私が知り合ってからギャンブル依存症になる前も嘘をついていないことはなかったし、

 

パパのつかなくてもいいような下らない嘘のせいで散々振り回されてきたので、その日の会話の中でふと心の中でタイトルのようなツッコミが湧いて来てしまった。

 

何なら幼少期から嘘をつくのが当たり前で、嘘を嘘だとわからないこともかなりあるようで。。

 

結婚当初はよく『虚言癖』を疑って、調べていたが、ギャンブル依存症と分かってから、依存症のせいなのかもしれないと思ったりもしていた。

 

だが、やはり幼少期を遡って聞いてみると『虚言癖』な事は間違いなく、何の得にもならない『虚言癖』と共にパパは29年間も生きて来たんだなぁと感心すら感じた。

 

本当に何の得にもならないことをひたすらに守り続けて、人を欺くことで自分を守れてると勘違いしたまま大人になってしまったパパが可哀想にも思えて来た。

 

そのままでいいのにね。

 

何も偽らなくてもいいのに、それが出来なくて小さい頃から嘘で固めた自分を積み上げて来てしまった。

 

よくギャンブルは止まっていても、自身の生きづらさを取り除かない限り苦しみは続くと聞くけれど、本当にそうだよなぁと思う。

 

ギャンブルや借金が止まっても、パパ自身が嘘や虚栄心から解放されなければきっと苦しいままなんだろうな。

 

そしてパパのことを悶々と考えて、全然自分に目を向けれてない自分も、パパのことを手放さない限り苦しいままなんだろうなと感じる。