パパはギャンブル依存症

依存症者を抱える家族の話

【近況】第2回 統合型リゾート(IR)セミナーに参加して来ました!!-後半-

丁度、1週間前の話になってしまいましたが、

 

『第2回 統合型リゾート(IR)セミナー』

 

に、参加した時の話の続きをしたいと思います。

 

家に帰ってきて、電話では話しきれなかった話をパパにしていた時のこと。。

 

「俺も行きたかったなぁ」

 

と、ポツリとパパが言っていました。


パパがそんな言葉を発するなんて、7ヶ月前までは想像も出来なかったこと。

 

むしろ病気に対しての自発的な姿勢が見られるようになったのは、ここ1〜2ヶ月のことなので、回復は本人の問題とわかっていても、ついつい本当に心から嬉しいと思ってしまう私がいる。

 

私が勝手に自分自分の底つきを感じていたのは、人は変化を怖がると言われている通り、パパや私が変化をするのが怖かったのかもしれない。

 

10年近く冷静で穏やかな日常というのがなかったので、依存症と一緒でドーパミンが出っぱなしな状態で、何も事件のない冷静で穏やか日常を受け入れるのをどこかで怖がっていたのかも。

 

そしてまだ『回復者』と出会ったことのなかった私は、生で田中紀子さんにお会いすることで『回復』ってこういうことなのか!ということを肌で感じることが出来た。

 

自分自身の『回復』を目指して自助グループに足を運んでいるはずなのに、わかりやすく回復の目標となるような状態がわからずにいて、

 

回復までの道のりはいつまで続くんだろう?とか、ギャンブル依存症のパパと離れたらもっと早く自分を取り戻せるんじゃないか?とか、色々と考えていたのも自分自身の底つき感の1つだったので、生の田中紀子さんとお会い出来て、そのモヤモヤも一気に解決した。

 

そして超絶人見知りの私が大勢の人前で質問したことも、その後の田中紀子さんとのやりとりも、一連の流れに自助グループでよく言われる「ハイヤーパワー」の配慮を感じることが出来た。

 

最近の流行りでいうと「引き寄せ」的な感じかな?

 

IRについても、講演を聞くまではどういうものなのか全然知らなかったけれど「カジノを含む複合型リゾート」という事で、ラスベガスやシンガポールのマリーナベイサンズなどが、例えとして出て来て、IRのことがとてもわかりやすく、身近に感じることが出来た。

 

今回はギャンブル依存症の家族という立場で参加してはいたものの、私自身は旅行が大好きで、テーマパークやリゾートも大好きなので、北海道にそんな素敵な大規模な施設が出来るかもしれないと思うとワクワクしてしまった。

 

更に、自分自身の『回復』の一環として、ゆるーくではあるけれど、旅行の資格の勉強をしているので、インバウンドの話にとても興味があった。

 

これにも思わず「引き寄せ」的な要素を感じてしまった。

 

昔から自分の進むべき方向が間違っていない時って、第六感的にこういう感覚だったよなぁと改めて感じた。

 

そして何より生の田中紀子さんに会えて、生で『カッコいい大人の女性』を目の当たりに出来たことが、物凄く励みになった。

 

本当に素晴らしいセミナーに参加することができて、心から幸せだなぁと感じられる1日となった。