パパはギャンブル依存症

依存症者を抱える家族の話

【近況】スリップどころか依存症絶賛進行中

無事に退院した翌日。

入院中に何日か続けて仕事行ってるのかな?と思うことがあったのだが、それが的中していた。

 

2週間ほど前に84万の借金が発覚した消費者金融から、3〜4日の間でさらに27万を借りていた。

 

結局スリップしてから3ヶ月経たずに111万円の借金をしていた。

 

生活費何ヶ月分だろう。。

 

金額も進行度合いもエスカレートしてると私は感じるのだが、本人はよくわからないらしい。

 

その27万の使い道は、7万がゲーム課金、1〜2万が遊ぶお金、残りの18〜19万は競馬だという。

 

2/14に84万のスリップがわかった時、これからは誰も尻拭いしないことを告げて本人の問題としてお返ししたのだが、それが本人の一発当ててやろう心に火をつけた模様。

 

まさに典型的なギャンブル依存症者。

 

もうまともな話し合いなんか出来ないところまで来てしまったんだなぁと思いつつ、でも今までもそうだったかと諦めの境地にもなる。

 

でも1番は悲しい。

本当ーーーーーーーーに悲しい。

 

私が出産で入院中、次男がインフルエンザBになり、通常の幼稚園には通園することは出来ないので、止むを得ず病児保育を利用することになった。

 

それも私の入院中、パパは仕事を休めないという話だったから。

 

それにパパは仕事に子供達のお世話に大変だろうと入院中も色々とパパの負担が減るよう気を回したり、子供達にも沢山協力してもらったことが馬鹿らしく思えてくる。

 

まさか病気の子供を病児保育に預けて、遊び歩いたり、馬券場に入り浸ってるなんて夢にも思わず。。本当に酷すぎる。

 

ギャンブル依存症は病気です。』

 

↑この言葉を信じて理解に努めようと私は自助グループや色々な機会を利用して、病気への知識を深めて来たし、パパも病気とわかったからには治そうと思えると言って本人の自助グループに足を運んでたはず。。

 

でも一向に回復の兆しもなく、どんどん悪化していくパパ。。

 

でも家族への愛情も私への愛情もあるらしい。

 

これもギャンブル依存症者の話でよく聞くフレーズなのだが、本当に残酷だと思う。

 

『愛してるから一緒にいたい』

 

というパパの言葉を信じてここまで来た。

 

でもどんどん病気が進行していくパパといるのは、本当に苦しいし悲しい。

 

回復しない限りは愛してる人達を幸せにすることがどういうことかもわからないのだろう。

 

今現在は借金の苦しみから逃げようと、一発当てることで頭がいっぱいらしい。

 

お金のことを考えれば考えるだけ突き進んでしまうとのこと。

 

私からするとそれが依存症の症状でしょ!と思うのだけれど、結局自助グループに足を運んでるだけで自分の病気と向き合っていないパパはそれすらもわからないらしい。

 

色々話してくれるパパを見て「私、カウンセラーじゃないんだけどなぁ」と初めて思った。

 

私はカウンセラーじゃないし、パパがどうしようも出来ないことをどうにかしてあげることも出来ないのになぁと心から感じた。

 

そんな私は産後1週間で、インフルエンザBの次男と過ごしている。

 

免疫力も下がっているし、手術の傷口やまだ戻りきっていない体の不調があるから不安は不安だが、子供の体調が悪い時には側にいてあげたいと思う。

 

なのでギャンブル依存症という病気といえども、肉体的に健康で、仕事も休みで時間もたっぷりあったはずのパパが、次男を病気保育に預けて遊び歩き、馬券場に入り浸っていたことが本当に理解出来ない。

 

そしてパパは仕事で忙しいし、ママは入院中だからと高熱で体調不良の中、慣れない施設に数日通っていた次男を思うと本当に悲しくなる。

 

これがギャンブル依存症の症状なら、本当に残酷な病気だとしか言いようがない。