嘘と妄想
このブログはギャンブル依存症のパパと自分が、回復に向かう希望を込めて、ありのまま綴っていこうと思い始めたブログ。
なのに、回復どころかパパはどんどんエスカレートしていくし、エスカレートして行くから明るい話題が少なくなってしまうのが切ない。
今回は現在進行中で、ギャンブル依存症と借金依存症を拗らせているパパの嘘の世界と妄想について少し書いてみようと思う。
ギャンブル依存症が進行していくにつれ、パパの妄想は酷くなる。実在する人物を使ってありもしない世界を作り上げ、その人物を知らない人に言いふらすというのが定番パターン。
(これは借金額で首が回らなくなればなるほど悪化する。)
今回、2/22に予定帝王切開だったのにも関わらず、会社の人には
2/22「急に産まれることになった」
と連絡し、その翌々日には。。
2/24「赤ちゃんの調子が悪くて病院から出られないので出勤できない」
と連絡を入れている。
2/25は元々休みの日。
2/26「子供がインフルエンザでずっと病院から出られず、見ててもらうはずの母もインフルエンザで帰ってしまい出勤できない」
その後、会社の方が気を回してくれて落ち着くまで休んでいいよ!との返信をもらっている。
もちろん全て嘘で妄想の作り話。
2/22は予定帝王切開で出産しており、兄妹の中で1番週数も早く生まれたのに、1番声も体も大きな元気いっぱいの女の子。
2/24も私はまだ点滴いっぱいで比較的寝て過ごしていたが、娘は早々に保育器から出ていたし、パパがお見舞いに来たのは夕方の小1時間。
2/26〜2/28もお見舞いに来たのは、夕方の小1時間のみ。仕事に行っていないのに、仕事に行っているフリをして、インフルエンザの次男を病児保育に預け、パパはカラオケ・マンガ喫茶・馬券場三昧。
そして3〜4日で27万の借金を作る。
その理由を。。
「ママの車を運転したら今にも壊れそうで、この車に乗ってたらママが死んじゃうと思って、急いで車を買ってあげなくちゃと思って、馬券で当てて、前回の84万と今回の27万を一気に返して、車を買ってあげようと思った。」
と、言われた。
どなたかこの言葉の意味がわかる方いますかね??
私には
『一発当てて、借金返済から楽になりたい』
(あくまでママの車はこじつけ)
と言っているようにしか聞こえませんでした。
私の住んでいる地域は車が絶対的に必要な地域で、私も自分用の軽自動車を所持している。
元々中古で数年で乗り潰す気持ちで購入した車で、確かに調子が悪く、この春の車検前には車を買い替えなくちゃねという話はしていた。
でもそんな必死に泣きそうになりながら
「あの車に乗ったら死んじゃうから、もう乗らないで!」
というほどではない。
もういつものパターンで借金返済という重荷に勝手に自分で追い込まれて、妄想の世界が始まっている。
これがもう少し進行すると、精神分裂的な要素が強まり、内容も過激になっていく。
前回2017年5月の340万の借金の時には、私は相当な別人格に仕立て上げられ、軽く犯罪者扱いされ、パパのせいで母子で警察に呼ばれ、結果そこで「被害者は私達」なことが証明され、むしろ警察や役所の人達に心配されるということがあった。
その後本人も認めていたが、借金が膨らむに連れて、妄想の中の嫁像(すでに私ではない)がどんどんエスカレートしていくらしい。
2017年の冬、パパが仕事で落馬して首と膝の骨を折る事故があった。
私は多額の借金をしているとも知らず、片道1時間かかる病院まで雪道の中、元気づけようと毎日のようにお見舞いに行っていた。
その頃の夫婦のLINEはハートがいっぱいのラブラブな内容ばかり。
3月の一時退院の時も、退院後に家にいた時もずーっと仲良く過ごしていた。
が!!
その入院の頃には借金がパンパンに膨らんでおり、当時の浮気相手の女には妄想の鬼嫁像の内容のメールを送っていた。
浮気相手と話した時に、やりとりの内容を色々と見せてもらい、その時に私とやりとりしていた内容もその女に見せてあげたことがある。
当然の反応だけれど、その女は自分の知ってるパパ像と実物のパパの違いに「全然違う。。」とビックリしていた。
後輩だったこともあり、頼れる先輩像を演出し彼氏のようなお兄さん的な存在でいたらしい。
うちでは私のことを「○○ちゃん♡」と呼ぶような完全に甘えたキャラクターで、いつも笑いを取ろうとおバカなことばかりしてるので、私は私で「兄貴ヅラ」したパパを想像出来なくて笑えた。
昨年、一昨年はそんなこともあったなぁと思いつつ。。
そういえば、パパの「身近な人間を妄想で悪者に仕立て上げる癖」は、私が付き合ってる頃は、義母や義妹に向けられていたことを思い出す。
実際の義母と義妹に会う前、私には相当怖い嫌な母と妹だと語っていた。
実際は聞いていた感じとは全然違ったし、本人も私に散々な悪評をしていた割には仲も良さそうにしていた。
小さい頃から嘘ばかりついていたとも言っていたし。。そう考えるとパパの人生の大半は嘘と妄想で成り立ってるのかもしれない。
小さい頃の過剰な期待に対するストレス、機能不全家族の中で育った影響は、大人になって色濃く残っているんだろうなぁと感じる。
ギャンブル依存症、借金依存症はほんの表面に過ぎず、本当のパパはどこにいるのかなぁなんて考える。
(その表面が家庭生活においては大問題なのだけれど。。)
私はどこまで付き合えるかな。
今までも何度も「疲れたーもう無理ー」と思ったけれど、今回も本当にもう疲れたし無理だよーと感じる。
嫌いになれたら楽なのにな。