パパはギャンブル依存症

依存症者を抱える家族の話

【近況】盛大にスリップ(再発)しておりました①

書き足したくはなかった年表に、1つ事件が増えました。

 

ここ3ヶ月位ずーっと「何かおかしい気がする」と思っていた原因が判明。

 

11月後半からの約3ヶ月で80万の借金。

 

内容は「ゲーム課金」と「競馬」だそうです。

 

今回も流れとしては。。

 

『借金して課金しまくる→取り戻すためにギャンブル』

 

だそうです。

 

私。。1週間後に出産なんですが、また出産前の爆弾投下で、病気だとわかっていてもやっぱり凹みました。

 

何に凹んでいるかと言うと、やっぱり子供が生まれてくることがわかっているのに何で。。

 

という気持ちが湧いてきてしまうから。

 

でも関係ないらしいです。悲しいけれど。

 

ギャンブル依存症者にとって、それとこれは本当に別問題みたいです。

 

今回は主に「ゲーム課金」だったらしいですが、酷い時は朝の通勤時にコンビニでお金を引き出し、iTunesカードを購入して1万ちょっとの課金、帰りの通勤時にまた1万ちょっとの課金、その後家に着く前にまた1万ちょっと課金と、1日35000円位を使う日々。。

 

自分でも本気でおかしいと思うと、珍しく話していました。

 

盛大にスリップ(再発)はしたけれど、ギャンブル依存症という病気を知る前に比べたら、少し自分の状況がわかってきたのかな?と感じました。

 

けれど、毎回のことながら自分から自白してきた訳ではなく、様子のおかしさから私が気付いて突き詰めて白状した結果です。

 

そしてやっぱり白状するまで、自分が止められなくなってるのも、おかしくなってるのもどうしようも出来ないみたいです。。

 

本当に一筋縄ではいかない病気なんだなぁ。。と感じました。

 

パパの発達障害について、ギャンブル依存症が発覚する前から「きっとそうなんだろうなぁ」

位に把握していたのですが、

 

ここ最近になってギャンブル依存症発達障害がわりと密接に関わりがあることを知り、発達障害の方面からも色々調べてみると、本当に当てはまることばかりで、

 

パパが本人の会や自助グループにいくら足を運んでも、それほど大きな意味合いを感じない原因がわかった気がしました。

 

そして発達障害を知る中で、パパが普通の人が難なく出来ることが、悪気なく出来ない理由もわかってきました。

 

今回もまた私からの差し金で発覚したスリップ(再発)でしたが、悲しさはあっても怒る気持ちは湧いてきませんでした。

 

これもギャンブル依存症が発覚以来、家族の自助グループへ足を運び続け、沢山学ばせてもらっていたおかげだなと感じました。

 

・借金依存症

ギャンブル依存症

・ゲーム課金依存症

発達障害

 

これらについて、もっと早くにキチンとした知識を身につけていたら、パパのことを必要以上に傷つけるようなこともなかったのかも知れないなぁとも感じます。

 

発達障害のことも含めて、初めてパパが「出来るのにやらないんじゃなく、やろうとしても出来ないんだ」ということや「傷つけようと思って、破壊的な依存行為をしてる訳じゃないんだ」と気づき、

 

『もう責めることはしない』

 

と、自然に思えることが出来ました。

 

それでもふと凹んだり、普通の人が羨ましくなったりすることはあると思いますが、その思考に飲まれず、また考えを戻せるようになっていけるんじゃないかなぁと思います。

 

さらに今回、自助グループ繋がりの各方面の方々から、素早く励ましや心配の言葉をもらえたことが、本当にありがたくて幸せなことだなぁと思いました。

 

辛い時に分かち合ってもらえる人がいるって本当にありがたくて幸せなことです。

 

今回、冷静でいられたのも「支えてもらえている」「1人じゃないんだ」と思えたことが1番大きいのではないかなと思います。

 

パパが珍しく自分からゲーム課金の依存行動について話してくれた時に、本人は苦しかったことを話してくれてるのに、あまりのクレイジー具合に爆笑してしまうくらいの余裕までありました。(パパごめんね)

 

新たな借金80万円のことや、回復についてなど今後考えることも学ぶことも沢山あるけれど、これからも私は『私の回復』を軸に自助グループに通いたいなと思いました。

 

余計なお世話ですが、今回私は家族の自助グループの横の繋がりにすごく気持ちが助けられたことから、パパの方の本人の会や自助グループに、そういう横の繋がりのサポートが整っていないことが少し残念です。

 

1番助けを必要としているのは依存症の本人だと思うので。。

 

地元の自助グループにもっと活気が溢れて、今苦しんでいる人達が1人でも救われることを祈っています。