【近況】第2回 統合型リゾート(IR)セミナーに参加して来ました!!-前半-
今日は『第2回 統合型リゾート(IR)セミナー』に参加して来ました。
自助グループの仲間から企業向けのセミナーだよ!と聞いてはいたのですが、私は「ギャンブル依存症問題を考える会」代表理事の田中紀子さんのお話を生で聞けることが楽しみで、思い切って参加してみることに。
自助グループの地域の温度差や、子育て世代の仲間が繋がれる環境のことなど、半年間で色々と感じてたことで、お聞きしたいことが沢山あり、田中紀子さんにお会いできたら、質疑応答では絶対に質問しようと思っていた。
参加してみて。。
もう今まで書いたブログの自分の発言を全部削除したいくらい!!
パパのギャンブル依存症について、わかったつもりになってただけで、全然自分の中に落とし込めてなかったんだなぁと強く感じました。
というのも、今回はギャンブル依存症者やその家族へ向けての講演ではなくて、企業や一般の方へ向けた講演だったので、ギャンブル依存症についての話がものすごーく噛み砕かれていて、その上で田中さん自身の体験談も交えているので、より深くわかりやすくギャンブル依存症という病気を知ることが出来たんです。
個人的にここ7ヶ月、ギャンブル依存症のことで毎日頭がいっぱいになるくらい勉強していたはずなのに、私が理解していたものはギャンブル依存症という病気のほんの一部だと感じました。
昨年6月にパパがギャンブル依存症の診断を受けた後から自助グループに繋がるまでの数週間、ギャンブルに興味がなくギャンブル自体すらもどんなものなのか知らない私は、ギャンブルとギャンブル依存症について少しでも知ろうと、手当たり次第本を購入して読んでいた。
その時、本文の途中にマンガも入っていて、ギャンブルやギャンブル依存症について無知な私でも1番入りやすそうだなと思い、初めて読んだ本が田中紀子さんの
『三代目 ギャン妻の物語』
だったんです。
もう私にとっては目からウロコな話が山ほど書いてあり、パパとの出来事と重ねて共感したり、ギャンブル依存症が原因の犯罪や自殺について知ったり、依存症治療に用いられる12ステップというものを知ったり、ずっと自分の身近に存在していた問題なのに、全然わかっていなかったことを沢山知ることが出来て、回復への扉が一気に開いた感じがしたのを覚えています。
なので今回、田中紀子さんが地元にいらっしゃる!と言うことで、憧れの人に会いに行く気持ちで参加しました。
活用できませんでしたが、もし個人的にお話することが出来たら、まだまだギャンブル依存症界の新入りの私にメッセージを書いて頂きたいと思い、こっそりカバンに田中紀子さんの書籍を2冊忍ばせて行きました!笑
そのくらい今日は楽しみだったんです。
実際の質疑応答では、スーツ姿の企業の方々が大多数のとってもアウェーな環境の中で、ただでなくても人見知りな私は緊張しすぎて声も震え、謎に泣きそうになり、せっかくのチャンスなのにちゃんと自分の質問を出来たかすら記憶が飛んでしまう様な状態でした。
(本当にお恥ずかしい限り)
IRセミナーに直接絡まない質問だったのにも関わらず、私の質問に真摯に答えて下さり、自助グループの「仲間」として受け入れて下さって、もう感動の嵐でした!!
そしてセミナー終了後に、お話出来るチャンスがあればいいなぁ。。と思っていたら、お忙しい中、笑顔で近づいて来て下さって、ハグ&連絡先交換をして下さり、もう嬉しすぎて何がなんだかわからない状態になりました。
資金面でも活動の幅を広げて、また地元へ来てくださるお話を聞いた後、最後に「また会おうね!」と言ってくださいました。
もう感動と感激と感謝の気持ちでいっぱいになりました!
今日の出来事を帰り道に早速パパへ報告したら、初めての場所で極度の人見知りを発揮する私の性格をよーく理解してるので、勇気を出して大勢の人前で質問した話を聞いて「ほんとにー?それはよく頑張ったね!」と褒めてくれました。
この歳になって思いがけず褒められて恥ずかしいような気持ちと、いつもは何となく私の方が強いような夫婦関係なので、思いがけず褒められたことで、ほんわか幸せな気持ちになりました。
そして数週間、自分自分の底つき感が凄くて、パパへの愛情やギャンブル依存症についての理解も凹み気味だったけれど、こんなにパワフルでカッコいい女性に出会わせてくれたのも、パパのギャンブル依存症のおかげ!と、すっかり気持ちも復活しました。(単純)
そして超絶人見知りの私にフランクに接して下さった田中紀子さんに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ギャンブル依存症問題で、私にも出来ることがあればお役に立ちたいなぁと強く思いました。
そしてギャンブル依存症って、知れば知るほど奥深く、良い意味で興味の尽きない病気だなぁと感じました。
今回のセミナーについての感想は長くなりそうなので、また後日に後半を書きたいと思います。