パパはギャンブル依存症

依存症者を抱える家族の話

理解不能なパパの発言④

今日は時間もあるので、続けてブログ更新したいと思います。

 

今回のパパの理解不能な発言は、先日バレンタインデーの日に2017年11月後半から2018年2月の約3ヶ月でギャンブル依存症(今回はゲーム課金と競馬)で、80万も盛大にスリップ(再発)していたことが発覚した時のこと。。

 

パ「ママも何か悪いことして。。じゃないと釣り合わない。」

 

と言われた。

 

私「いやぁ、私意外と悪いことしないんだよねー」

 

と冗談混じりで返したが。。

 

うーん、何故そうなるかなぁ。

 

私だって全然ダメなところはいっぱいあるし、パパには私にはない良いところも沢山あるのに。。

 

私は人生の中で早いうちに、荒れた生活を経験したことがあるせいか、いわゆる一般的な「道徳的に悪い行い」にもう興味がない。

 

真っ当に生きる方が楽だし、楽しいと感じているから、今はもっとそういう生き方をしていきたいとしか思えない。

 

パパのギャンブル依存症が発覚する前の数年は、得体の知れないものを前に精神的に徐々におかしくはなっていたが、

 

『真っ当に生きる方が楽だし、楽しい』

 

の信念は変わることはない。

 

それにギャンブル依存症は病気なので、仕返し!みたいな気持ちで同じようなことをすることも難しい。

 

理解不能な発言はこの先も多々あるんだろうけれど、その理解不能な発言の中からパパの病気の症状や人となりが見えてくるのかなと思うと、このブログに記していくことも無意味じゃないのかなぁと思う。

 

スリップ(再発)が発覚して、依存対象に手が出せなくなり、借金もあり、暗い気持ちから抜け出せずにどうしてよいかわからなくなってる様子が伝わってくる。

 

つい私に出来ることは何だろう?と考えてしまうけれど、もがいて苦しんで、パパが自分の道を見つけていくしかないんだろうな。

 

ギャンブル依存症者の自殺は、相当数いるのもギャンブル依存症者を抱えていると理解できる。

 

依存状態の時も苦しくて、回復途中もとても苦しいんだと思う。

 

苦しさに耐えられずまたスリップ(再発)してしまう。その繰り返しを断ち切るのもまた本人にしか出来ないことなんだと思う。

 

ギャンブル依存症者の周りにいる人達が、いくら本人を思って学んで対応しても、そこで本人の心が救われることはないのかもしれない。 

 

今回のスリップ(再発)で感じているのは、パパが自分で自分を責め続けて、今後自死を選ばない可能性はゼロではないのかも知れないと言うこと。

 

励ましても支えても沈んだ心は今は戻って来ないようで、心が戻った風の言動の時は、別の依存対象に気持ちがいっているだけで、 結局本質は何も変わっておらず繰り返してるだけなのをヒシヒシと感じてしまう。